web限定アイテム ●極上和本YM4698●かねもうかる（の）伝受（2種）脇坂義堂作 下河辺拾水画 石門心学 和書

■かねもうかる（の）伝受（2種）

【判型】半紙本2巻1冊。軍事資料　兵営図　絵図★「歩兵第三十連隊略図」明治34年11月発行　所在地　新津 - 村松 - 高田。縦224・222粍。東京名所　巻一・巻三　寫本　江戸名所圖會抜萃。

【作者】脇坂義堂作。J23010620〇新板塵劫記 上中下巻 ３巻合本 吉田光由編 江戸前期 継子だて ねずみ算〇和本古書古文書。下河辺拾水画。■『滑稽席上演説』痩々亭骨皮道人(西森武城)著。明治23年初版。東京京橋區銀座貳丁目・東京共隆社發行。ボール表紙本。汚本瑕疵有ります。。

【年代等】寛政10年春初刊。石井光雄・積翠先生華甲壽記念論纂/1942年/非売品/徳富蘇峰・川瀬一馬・石田茂作・長澤規矩也・辻善之助・宇井伯壽・鈴木大拙・神田喜一郎。文政7年春求板。肥前長崎出島之図　江戸後期寫　Teishu画。［京都］山城屋佐兵衛（藤井文政堂）求板。【T079】遠州流 生花 巖松齋法眼一鵰撰 四季之園 全四巻 木版本 版画。

【備考】分類「心学」。『敷島勝観』野上喜雄・明治34年・関西写真製版印刷合資会社・ 台湾・琉球・アイヌ・小樽・鉄道 明治期風景写真集。文政7年板2巻1冊本と後印本下巻1冊の2種。小國郷史　 禿迷廬 著【非売品】/1960年6月30日 発行。『かねもうかる（の）伝受』は、ある翁が安楽伝授、開運出世伝授、銀(カネ)もうくる伝授をするというので大勢の聴衆が詰めかけ、儲けの秘訣をめぐる翁との問答形式で人道を諭した心学書。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管　　　中津　古文書　書状。まず上巻では、庄屋の四ッ兵衛が前に出て、金を儲ける伝授が世の人の嫌う理由について訪ねると、翁はかつて紅毛国(オランダコク)を訪問した時に、カネモウカルという薬を売る家の隣にカネノウナル（金無うなる）という薬を売る家があったと言う。唐詩連材　明和5年　江戸時代　詩学　中国詩　古書和書古本　AA。カネモウカル薬は飲めば次第に富貴になる良薬だが、年々廃れて買いに来る人も稀になった。浅田一鳥・豊竹応律他作『前九年奥州合戦』宝暦7年 鱗形屋孫兵衛・八文字屋八左衛門刊 江戸時代和本 浄瑠璃本。一方、カネノウナル薬は服薬するとたちまち貧窮難儀になる毒薬だったが年々繁昌した。英吉利文典。不審に思った翁は店を訪ねて事情を聞くと、カネモウカルの薬方は倹約・堪忍・家業出精・正直・知足・実義の六味に柔和・謙遜・気量・発明の四味にさらに慈悲を加えて煎じた良薬だが誰も用いず、隣家のカネノウナル薬の薬方は美食・色欲・遊芸・遊所・奢・潜上・名聞・我慢（強情）・諸勝負・殺生好き・喧嘩口論・不忠・不孝・家内不和合・諫言嫌い・気随・身勝手・不実情・吝嗇・無慈悲・奸佞・邪曲・不敬・残虐・虚言・諂諛(てんゆ)の二四味を常に酒浸しにし、本性がなきを加え、無分別・不養生・短気・無方・惰弱・不算用の六味を加味して煎じたもので、口当たりが良く、身も楽になるような気がするが、実際はジリジリと薬毒が染み渡り、大病・必死・難渋の病となるのに、誰もが食いつくという。存覚（光玄）『顕名鈔』（全2冊揃）延宝6年 丁子屋長兵衛刊 江戸時代和本 仏教書 仏書 鎌倉時代-南北朝時代の浄土真宗の僧。以下、このような問答における寓話を通して、朱に交われば赤くなること、小欲と知足安分、質素倹約、わずかな利益は金銀の大切さを痛感させ、無駄遣いや油断を無くすため大きな富をなすことを諭し、丁稚奉公に出る子供の心得として「楽書(らくがき)や犬かみあわせ溝なぶり 物をおとすなものをとられな」以下22首の教訓歌を掲げる。泉花堂三蝶『諸鳥飼伝百千鳥』寛政11年序 飼い鳥の餌の製法や病気治療法など鳥の飼育全般を解説した博物学書 江戸時代和本明治刷。また下巻でも盲動形式で、無念無想に稼げば諸事悪くはならないこと、恋の心ある人は人情をよく知る故に人にもよく愛されることなどを諭し、最後を「一孝立(タチ)て万善の長者となりて子孫長久繁栄也。歌舞伎音曲 芸娼妓事情　通人必携 全　漫著：花笠文京　明治17年　繪入自由出版社★Hi.43。是がすぐにカネモウカルの効能にて、開運出世の伝受なれば、夢にも孝行怠たるな」と結ぶ。歌川国政（梅堂小国政）『歴史叢画』明治25年 牧金之助刊 彩色木版画譜 明治時代和本 歴史画 浮世絵 錦絵。

★原表紙にて2巻を1冊に合本・題簽付・状態良好。校正方輿　全十五巻　桂里有持先生口授　嘉永六年跋刋。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、2巻2冊揃いが、27,500円】。賀茂季鷹著 源躬弦跋『正誤假名遣』天明8年跋 上総屋利兵衛版 江戸時代和本 歌人・国学者による仮名遣い一覧書。